立春あたりで出てくる不調と対応

からだとこころ

節分・立春を過ぎて、
関東地方では春一番も吹いたそうですよ
日中は温かいと感じる日も出てきましたね

立春の前日を節分と言いますが
実は、立春、立夏、立秋、立冬
それぞれの前日が節分です

明日から違う季節です
分かれ目、節目ですよ、っていう意味ですね

室町時代くらいから
春が、新年の始まり、お正月として
一年の節目となることから
立春が重要視されたそうです

古来から、節目には邪気が入りやすい
と考えられているので
豆まきは、邪気払いとして行われます
同様に、豆を食べるのも邪気払いです

豆(大豆)は米についで
長く日本の食糧として用いられ
また、神聖な場にも用いられてきました

私は札幌の出身なので
豆まきは、落花生(殻付き)
という文化で育ったのですが
落花生では豆まきの意味がないってことですよ
(掃除は楽なんだよ)

季節の変わり目には
体調を崩しやすいとも言われています
(こういったことが経験値で
邪気と言われたりもするのかもしれませんね)

立春は、体感としてはまだ寒いのですが
身体は、季節の変化を敏感に察知しています

冬、身の縮むような寒い季節から
温かくなってくると、どうなるかというと

身体が緩み始めます

身体が緩み始めると、何が起こるかというと
筋肉が弛緩し、血流が良くなります

身体の各地で滞っていた老廃物などを
血液やリンパ液などに乗せて
排出しようとするのですね

そうなんです
まさにこれからデトックス期
早い方はすでに花粉症などの症状が
出てきているかもしれません
(夫さんは感じ取っていました!)

私の場合は、やる気がでない、眠い
などの症状として出てきています
(春って眠くなりますよね)
今の時期やる気が出なくても
それは、春に身体が順応しようとしているのです

つい、心理的な要因を
探してしまったりしますけど
単に、身体が要因であることも多いです

そして、身体が要因である場合
やる気やモチベーションだけでは
なかなか調子が上がりません

なんらかの症状が出ている方は
デトックスの季節なんだなーと
解毒が最小限で肝臓、腎臓にやさしいものを
召し上がってください

例えば、動物性のたんぱく質や脂肪は、
消化されにくく、代謝する過程で
老廃物が発生します

これが排出されずに溜まったままだと
病気の要因になってしまったりします

砂糖などの糖分、
生クリームやチーズなどの油分も
消化に優しくないんですよね

季節の新鮮な野菜は、
胃腸を整えると言われていますし
スパイスやハーブも
良いと言われています

春の野菜には、苦味があるものが多いですが
この苦味成分に、腎臓や肝臓の働きを助け
排泄を促してくれる働きがあるそうです
やはり意味があるものなのですね

と、今日は食養生のお話でした
食べるもの、身体、こころ、は
深く関わっていますよ~

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