感情に振り回される|不安のループから抜け出せない(考察編)

ビリーフ、思い込み、価値観、観念

ずっと不安で眠れないんです
不安や心配が頭から離れないんです
これは改善しますか?

うーん、
セッションを受けてくださる方や
検討して頂いている方から
ご質問を頂いたりするんです

その不安で、眠れない、外出が困難など
日常生活に支障があるという方は
適切な医療機関にかかってくださいね

まず、普通に生活出来るくらいまで
回復しましょう

とはいえ、不安って
割とよく感じるなという方も
いらっしゃると思います

私も、不安で眠れなかった夜
という経験があります

夜明けが白み始める頃まで
砂嵐になったテレビを
つけっぱなしにして

不安な気持ちのまま、
すみっこで、ひざを抱えていた景色を
まだ思い出すことができます

配属された部署の仕事がなくなり
会社の人たちとも打ち解けられず
居場所も仕事も失っていきそうな
そんな時期

誰にも相談することもできず
この先どうなってしまうのだろうと
漠然とした不安を抱えていました

これに取り憑かれてしまうと、
しんどいですよね

差し迫った明確な脅威に対しては
私たちは「恐怖」を感じます

ですが「不安」は
恐怖の対象が明確でないことも多く
緊急の度合いもやや低い

例えるなら「恐怖」は
目の前にライオンが現れた時

今、逃げるか戦うかしなければ、
生命の危機という時の感情です

対して「不安」は
半径1kmのどこかにライオンがいる

どこに居るかわからないし
遠ざかっているのか、
近づいてるのかすら、わからない

目の前に恐怖の対象はいないけど
いつ現れるかわからない
そんな時の感情です

不安って、先が見えない時に
対処できないのではないか
失敗するのではないか、という
恐れが引き起こす感情です

来ても大丈夫!と確信しているなら
不安にならないのです

ということは
「ライオンが来る!」
という認知であり思考が
「不安」という感情の元凶なわけです

この、
「ライオンが来る!」
という思考がビリーフ

私のセッションでは、
ここを見ていきます

人によっては
「ライオン」が恐怖の正体ではなく
「私は喰われる、やられる」
が、ビリーフのこともあります

そして、そのもっと奥には
「私には力がない」
「私にはなすすべがない」
などの自己定義のビリーフが
潜在意識にあったりします

これは一例なので
実際にお話を伺ってみないと
どういった信念体系をお持ちかは、
わかりませんが

これらのビリーフが解除できると
不安にばかりフォーカスしなくなる
という改善の事例は多くあります

コメント

  1. […] […]

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