夫さんが不在なので、書店ついでに駅ビルで夕食にした
18時を過ぎた、その韓国料理のお店は、おひとりさまやおふたりさまの女性のみで構成されていて、仕事終わりの開放感でなんだかうっすらと明るく見えた
思い思いに、ビールや焼酎にチヂミやチゲを頬張り、完全に各個人が孤独のグルメ状態で、夕食を満喫している
なんだか、全員が違うことをしているのに、統一感があって、不協和な感じが無いのはなんだろうと、不思議に感じた(大抵のお店では、点でバラバラな印象があるでしょ?)
向かいのテーブルの女性は、ビビンバとチヂミを口いっぱいにほうばって、美味しそうに食べている
マナーがなんだ、飯くらい好きに食わせろとは、きっと言わないだろうが、そんな文句言わせないような幸せな解放感溢れるオーラが出ている
その隣の2人組みは、それぞれに楽しそうに話をしながら、ビールとチヂミをシェアして、交互に口に運んでいる(チヂミが人気だね、今度食べてみるよ)
そのまた隣は、注文がまだなのだろうか、店員の持ってきた氷を断って、キムチをつまみに焼酎を召し上がっている、ロマンスグレーのショートカットの女性、カッコいい
誰を見ても真摯に食事を楽しんでいる印象があるのだ、何故だろう
違和感といえば違和感なのだが、この場はとても心地よい、嫌な違和感ではない
皆が楽しそうにしているからだろうか
全員が女性だからだろうか(確かに仕事終わりの会社員風情の女性が多く、解放感と小さな達成感、ちいさなお疲れ会的なニュアンスで飲食している方が多い感じ、でも遊びに来てる女子大生っぽい方や、ちょっと遠方かなというスーツケースの方もいる、共通項が見えない)
「あ、、、」
しばらく自分のスンドゥブを食べ進めてふと気がついた
誰も携帯を見ていないのだ
「あー」と私は大きく頷いて再度店内を見回した、携帯を触っている人がいない
それだけのことで、そんなに違う感じがするのか自信はないのだけれど、私が気が付いたのは、それだった、しばらく他に理由を探してみたけれど、いまいちピンとくる解はみつけられない
なんとなく、手持ち無沙汰になると携帯を触ったりしているけれど、あれをやめるだけで、食事を楽しむ感度が上がるのかもしれないね
では、なんでそのお店で、誰も携帯を触らないということが起きていたのか
偶然にしては、なにかの必然性があるでしょ?と思って我が身を振り返ってみると…
韓国料理、辛いからかもしれない!
私の頼んだスンドゥブチゲも、好きなのでよく作るし、よく注文するのだけれど、とっても熱くてとっても辛いから、気を付けつつ食べてるから、私も携帯を取り出していない(そして跳ねるとシミになるので本も出さない)
割と韓国料理は、お店によって辛さが違うので、初めて注文するものはちょっと警戒したりして、漫然と食べ進めるということが出来ない
だからなの…?
なんて、どうでもいい考察をしつつ晩御飯を終えました、ご馳走さまでした
さて、ありがたいことに、今月のセッションご予約は現段階でいっぱいです
新規のセッションをお受けする余裕がありません
11月の日程は20日過ぎに掲載しますので、少しお待ちくださいませ
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