嫌いな人への対応(↑)という話を書きました
が、やってることは全て、違う角度から相手を見てみる、ということです
1.まず、離れてみる
2.その人の、裏の思いを想像してみる
3.近づいてみる
近づいてみる、というのは、もっとその人を理解し、共感してみようという試みです
一面からしか見ていないと、その人の全貌はよくわからない
なので、見る角度を少し変えてみたら、こちらの受け取り方が、変わる可能性があるかもしれないんですね
で、嫌いという反応が自分にあるということは、種は自分にあるということです
その場合、心理学の正攻法は「その嫌いな相手は、嫌っている自分ですよ」だから、自分をみていきましょうね、という話になるわけです
嫌っている自分を「シャドウ」といいます
「影」です
「シャドウ」を作る前の私たちは、完璧な存在
本質のままの私たちは、まるっとナチュラルに万能で完璧です
しかし、成長とともに、その本質は削られていきます
例えば、一般常識とか、普通という枠組みや、様々な価値観や、誰かとの関係性や、嫌な思いをしたりした感情的なやり取りや、諸々を含むそういったビリーフによって、本質は切り刻まれて、潜在意識の奥底に沈められてしまうのです
そうすると、万能で完璧だった「本質」が、削り削られ、平凡、まあまあ、そこそこの、ちっさなサイズになってしまいます
削り取られた本質は、潜在意識の奥底に沈められてしまいます
これが「シャドウ」です
これが、刺激を受けて表に出てきてしまうことがあるのです
それが、嫌いな人に反応してる時だったりします
うわー、あいつ嫌い!あいつひどい!
その反応は、実は「削られて、潜在意識の奥底に沈められた本質」が、ここから出して!って叫んでるんです ここにいるよ、あなたの一部だよ!って
でも「本質」を出してしまったら、この、常識的で、ほどほどで、平凡で、まぁまぁで、そこそこな「私」として生きていることができなくなってしまう!だから、出せないんだよ!そんな怖いこと無理!絶対無理!
嫌ってる相手が、自分の中にいる
それは、なかなか認めたくないことだったりしますが、自分にないものには、人は反応しないんです(今度入門講座でやるねー)
そして、そこを認めてしまうと、なんとか得てきたこの平和が壊れてしまうじゃないの!だから、反応しつつも、なかなかそこを見ようとはしません
でもね「嫌いな人」をどうにかしたくて、たどり着いたあなた!
今まで切り離してきたあなたの「本質」を、取り戻して上げるタイミングなのかもしれないよ
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