ニセモノの願いを見破る方法(1)

ビリーフ、思い込み、価値観、観念

ホンモノの願いと、ニセモノの願いね
このつづき↓

ずっと「なにか」になりたかった
それは具体的に言うと

「仕事ができる自分」
「社会的に認められる自分」
「すごい(と言われる)自分」だった

それが20代から30代の前半は
功を奏した部分も大きい

私は、当時まだできたてのwebの仕事で
コーダー、デザイナーから
ディレクター、マーケターと
順当にすごい自分に近づいていた
(つもりだった)

けど、ディレクターとして
3年過ぎた頃、路頭に迷う

楽しくて、好きで始めたこの仕事
全然楽しくなくなってることに
気がついてしまったのだ

日程調整、スタッフの調整
ご意見伺い、見積もり..

人と時間とお金の管理が
仕事になってしまっていた

売上、コスト、コンバージョン、
いや、大事なことは分かってる
でも、これがやりたかったんだっけ?

でも、もうその頃
自分の好きなことなんて
全然わからなくなっていた

でも、ほんのわずかでも
好きだと感じることに
賭けたかったから

退職して夜間学校へ通い
カメラマンとして働きはじめた

細々と、
写真で稼ぎ始めてみたものの
腰痛に悩み始めたところに
3.11の震災

本当に、ニセモノの願いは
全く叶わなくて

バンバンと衝立を立てて
遮られるように、何度も何度も
行く道を塞がれて

ようやく
あぁ、ダメなんだな
と諦めていった

ニセモノの願いを見破るポイント
1番目は、宇宙から応援されている?

全然進まない
進めようとすると横槍が入る
やろうとすると体調が悪くなる

いわゆる向かい風の状態
それは、やめろってことなんだよね

それでも、頭は
すごい自分にならねば!!
って責め立てるから
続けなきゃって思うんだけど

今の自分を認めないまま
肩書や資格を手にしたって
結局はまた別の肩書を求めて
走り始めるハメになる

今の自分の状態を
まるごとOKと思えない
それは結構大きめの「穴」

私の場合、穴を塞ぐために
すごい人になろうとした

その穴を塞ぐセメントは人により
肩書や、職種・職業や、技能や
お金や、持ち物や、交友関係や
学歴や、会社名や..

穴にそれらをぶっこむと
認めてもらえるんじゃないか
すごいと思われるんじゃないか
と錯覚して、一生懸命集めてしまう

集めて、本当に満足しているなら
もちろんOKだし
そこで頑張ることが
ある程度必要な方もいる

でも、あまりにもうまく行かないなら
そっちじゃないよって
教えてくれている可能性が高い

続くよ

コメント

  1. […] […]

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