そうなの、それは「感情的防衛反応」なの
(↓の、つづき)
(あ、「感情的防衛反応」ググっても出てこないよ)
相手の発する、言葉や態度や、無言のオーラのような、なんらかの刺激に対して、ムカッ、イラッ、うっせえわ、のような感情が浮かんでくるとしたら、その人は「怒り」を防衛として使っている
怒りは2次感情とはよく聞くけど、怒りだけが2次感情でもない
防御には「怒り」「悲しみ」「嫌悪」あたりも使われることがある
人によって、得意なネガティブ感情があるんだよ
得意ワザというか、十八番と言うか、もっと言うと、実は感じてもあんまり痛くないネガティブ感情がね
毎回同じ感情が出てくるな、これいつも感じてるな、というのは、防衛として使いやすい感情を頻繁に使ってるってことなの(そう、使ってるってのがポイントよ)
なんで、そんなめんどくさいことしてると思います?
ま、さんざん書いてるんですが
それはね、本当の感情を感じたくないから、なんですよ
防御していると言うからには、何かを守っているわけでして、その下には何があるのか?何を守っているのか?というと
本当の感情なんです
(これもミルフィーユ仕立てになっていて、数枚剥がさないと出てこない場合もあるし、本当の感情だと思ってたら、その奥にもう1枚あったわ、なんてこともある例えば
悲しみだから、本当の感情かなと思ってたら、残念!その下に「怒り」があった!なんてこともあるある~
本当に、人の心って複雑で繊細にできているなぁと感心するよ)
そんなに守りたいほどの「本当の感情」ってなんだよ、って思うんですが、それは本当に奥底の、柔らかくて傷つきやすくて繊細な部分なの
例えばそれは、
「寂しさ」だったり
「孤独」だったり、
「嫌悪」だったり、
「落胆」だったり..
「恐怖」
だったりもする
本当にそれは、二度と感じたくないほどの、強いインパクトがあったのだと思う、そのとき(そう、幼い日のその時)はね
だから、その感情を二度と感じないために、
「本当の感情」を感じないために、
別のあんまり痛くない感情で隠してしまう
「本当の感情」を感じるのは
あまりに痛くて、つらくて、しんどいもんだから、慣れ親しんだ十八番の感情で反応的に防衛してしまう
それが、「感情的防衛反応」なのです
だから、ビリーフと一緒で「感情的防衛反応」別に悪いもんじゃない
多分、今まであなたをずっと守ってきてくれた、ありがたい存在
それなのに、なんだか窮屈で苦しい感じがするのはなぜでしょう?
続くといいな
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