「頼めない」にはワケがある – 認知の歪みとビリーフ

ビリーフ、思い込み、価値観、観念

「人に頼み事ができない」というのは、結構お伺いするお話です
人に頼れない、助けてもらえない、お願いができない、というお話も似ていまして、これも結構あるあるですし、裏返すと、一人で何でもやらなきゃならないとか、仕事を抱えすぎてしまう、みたいなご相談も多いです

こういった、〇〇ができない(してはいけない)方式のお悩みは、それをしちゃうと、なんか困ることになっていく想像をしているからできないので、その怖い想像の方を探っていきます

頼むとどうなっちゃいそう?ってことです

で、
人に頼みごとをしても
  ↓
どうせ断られて
  ↓
そんなことも出来ないの?
バカじゃないの?
私に押し付けないでよ
って、ひどい言葉を投げつけられて
  ↓
バカにされて
  ↓
嫌われる!!
居場所がなくなる!!
仕事がなくなる!!

ので頼めません!!
って、最終的にはハブられて解雇、というなかなか壮絶な想像をしている話になります

こうやって書いてると、いやいやいやそこまで!?
って思われる方は多いと思いますが、思い込んでいるというのはそういうもんなんです

伺っている私も、内心冷や汗をかきながら、まじか..
頼み事をすると、バカにされて、嫌われて、居場所がなくなって、仕事がなくなるのか..
そりゃ、頼めないよね..という気持ちになります

それには、理由があるんです
実際にそうなったという痛い過去や、そうされた悲しい出来事が、きっとあったのだと思うんです
そして、その痛みを再現しないように、ひとりで頑張ってるんです

ですのでセッションでは、その思い込みを作った傷つきの体験を癒していくワークをしていきますが、およそ、実体験でそこまでひどい言葉を投げつけられ、ハブられ、居場所を奪われたのか?というと、実際にはそこまでひどい経験をしているわけではない、というケースが多いです

では、なぜそこまで悪い想像をしていくのか、これが心理学でいう「認知の歪み」(私は歪みという捉え方があまり好きではないので「特性」くらいに捉えてみてください、教科書に載っているのでそのまま掲載しますが)なんですね

「認知の歪み」は、誇張的で非合理的な思考パターンで、この捉え方があることによって、不安や抑圧が長引きやすい、と言われています

全部で10項目あります(認知の歪み wikipediaより抜粋)

  1. 全か無かの思考
    1つでもミスがあれば完全な失敗だと考える、白黒思考
  2. 行き過ぎた一般化
    根拠や経験が不足したまま、それが一般的と解釈する
  3. 心のフィルター
    良い部分に目がいかない
  4. マイナス思考
    良い事があったことを無視してしまうばかりか、それを悪い方にすり替えてしまう
  5. 論理の飛躍
    「心の読みすぎ」と「先読みの誤り」
  6. 拡大解釈、過小解釈
    失敗、弱み、脅威について、実際よりも過大に受け取ったり、一方で成功、強み、チャンスについて実際よりも過小に考えている
  7. 感情の理由づけ
    単なる感情のみを根拠として、自分の考えが正しいと結論を下す
  8. ~すべき思考
    他人に対し、その人が直面しているケース(状況・状態)に関係なく、彼らは道徳的に「すべきである」「しなければならない」と期待する
  9. レッテル貼り
    偶発性・外因性の出来事であるのに、それを誰かの人物像やこれまでの行動に帰属させて、ネガティブなレッテルを張ること
  10. 誤った自己責任化(個人化)
    自分がコントロールできないような結果が起こった時、それを自分の個人的責任として帰属させること

是非、Wikipediaさんの文章読んでみて、面白いから
「心の読みすぎ」と「先読みの誤り」あたりはもう
やば!やってる!それ!ってシンバル叩く猿みたいなるウキー

そして、およそビリーフは「認知の歪み」です
そして、それが作られたには、理由があるんです

理由を探っていくことももちろん大事だし、根本の解決になるんですが、それって歪みかもしれん..ってことが知識で入っていると、ちょっと変な捉え方してない?って自分の考えを見直してみるってことができるんじゃないかと思うんです

客観視できるようになっていくと、少し楽になりますのでね、ちょっと試してみてくださいね

もちろん、根っこからどうにかしたいという方は、セッションにお越しくださいね
一緒に探っていきましょう

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