立ち止まる時間

ビリーフ、思い込み、価値観、観念

たまに、長きに渡りセッションを受けてくださっている方から、いつまでこの自己探求とやらを続ければいいですか、と聞かれることがある

「いつでも辞めていいし、
いつまで続けてもご自由ですよ」

と、私は答える
だって、私たちは自由だー!!

実際のところ、私のように心理学と性癖ががっつり合致してしまい、ずぶずぶと自己探求沼を掘り続ける必要のある方は、ほんの一部
多くの方々にとって立ち止まるのは、ほんの少しの時間で良い(はず)

だって最終目的は「自分の人生をスタートさせる」こと
できるだけ早く「真の人生」を初めて頂きたいと願っているし
だからこそ、その最短距離をお伝えするのが、私の役目だから

「自分の人生」色々な表現があるとは思うけど、私にとっては「心の底からやりたいと感じることを、自分で実現させていくこと」だと思っている

やりたい事、好きな事が、わからなかった私が
最初に見つけた「やりたいこと」は、心理学だった

私は「わかりたい」
なぜなのか?どうしてなのか?
「そもそも?」そこが知りたい
どうしても知りたい

回答のひとつが心理学にあった

とにかく私は、知る事が楽しくて
おもろいな、と思って追っかけていたら、いつのまにやらカウンセラーを目指すことになってしまった

人は想像以上に、自分の事がわかっていない
心理学は、その仕組みを説明することで、自分の輪郭を浮き上がらせてくれる

さらに面白いのは、自己理解が進んでくると、なんだか人って、個体としてだけの自分じゃない領域に気が付いたりもしていくんだよね
ユングさん曰く集合無意識とか、トランスパーソナル心理学の言う、前個的無意識とか超個的無意識みたいなね

そんなわけで、私も御多分に漏れず、チャネリングやヒーリングという、目に見えない領域のことを学ぶようになってきた

だから私は、自分を掘り、探求していくことが、ひたすら自分のやりたいことで、現世で飽き足らず、ご先祖さまや魂、エネルギーレベルの探求が、本当に楽しくて面白くて仕方がない

肉体のみならず、オーラ、チャクラレベルの記憶や、拡張された意識の記憶なんてもう興味深過ぎて、尊く神聖なエンタメといってもいい

ただ、こういうのは特殊事例

自己探求が自分の道でない方は、立ち止まる時間はわずかでいい
進めるようになったら、さっさと自分の領域に進んで欲しい

だから、いろんな心理療法の技法を学んでは来ているけれども、私は、短期決戦のビリーフリセットを主戦力(技法)として選んでいる

でもね、早く終えたいと言いながら、なかなか終わりが見えない方は、またそれに意味があるんだよ

「どんな時にも、人生には意味がある」
といったのはフランクル先生だけど、あなたが過ごした時間、見つめてきた時間には、ちゃんと意味がある

私はその時、自分のやっている事が将来何になるのかわからなかった
けど今、必要としてくれる誰かに、届ける事が出来るようになっている

それがどんな形かは分からないけれど、今ここで立ち止まっている時間は、絶対に無駄にはならないよ
それを必要とする誰かが、きっとどこかで待っててくれるから

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