「自信がない」の正体

ビリーフ、思い込み、価値観、観念

諸々頭をフル回転させております(全然形にならないのがくやしい)
ここを乗り切って金曜日休むぞー

さて、セッションで伺うワードの中に「自信がない」ってのがあるんです
「出来る気がしない」
「やれる気がしない」
「どうも、うまくいく気がしない」

ま、確固たる信念があるわけではないけれど、なんとなく~~しないんですよね

あるとき、うーんどうもね、いっつも自信がなくて..なんででしょうね?と首を捻っているクライアントさんへ
「なんか~、乗り気じゃないって感じでしょうか?」
と伺ったところ、

ハッとしてこう言われました
「私、やりたくないんですね!!」

やりたくないから、出来ないかも、ダメかも、そう言い訳してるのかも..、とその方はおっしゃいました
そう考えたことがなかったけれど、気がついてしまったら、とってもやりたくないです!!(そりゃ、そうですよね)と、すっきりされてました

やりたくない、と言えないから、自信がないとやんわりと伝えている
そうであったなら、根っこにあるのは「やりたくないと言ってはいけない」というビリーフになります

「自信がない」その言葉を、額面通りに受け取っていると、やりたくないという本心には気が付きにくいですよね
こんな感じの「本心を隠す言葉」というのを、私たちは使います

そして、ひとつの単語にも、それぞれの人によって、様々な意味で解釈していることがあって、言語って奥深いなぁと思ったりします

例えば「自信」ね

グーグルさんで調べると
自分の価値・能力を信ずること。自己を信頼する心。
と出てきます

多くの日本人は「自信」=「能力」と捉えているように感じます
なので「自信がない」を「能力がない」という意味で使う人が多いように感じています
つまり「できる」or「できない」

私は「自信」という単語を「自分を信じること」と解釈しています
それは、自分が選んだことであったり、自分の感覚であったり、まぁ思想や考えでもいいですが、自分とはコレであって、それ以外ではない、という感覚のこと、と捉えています

なので、出来ても、出来なくても関係ないんです
私はコレです、以上
それが「自信」だと思ってるんですよね

「自信」=「能力」と捉えてしまうと、能力がある=OKであり、認められる自分、という図式が見えてきて、なにやらビリーフの香りが漂ってまいります

自信がない=できない、能力がない
自信がある=出来る、能力がある
という意味ではない

そう単語の解釈を変えてみるだけで、自信が戻って来る感じがしませんか?他人から評価される解釈ではなく、自分で評価軸を持つ、そんな語彙を増やしていくと、自分の本心に気が付きやすくなっていきます

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