満月の空想お散歩

日々のアレコレ

今日は満月ね(LINE登録してくれてる方には、メッセージ送ったよ)
夫さんが在宅勤務だったので、夕方一時仕事を中断して、近所を散歩してきたよ
近所には高級住宅街と呼ばれる地域が多くて、建物好きな私たちには恰好の散歩ルート

ぽつりぽつり灯る窓辺の明りに、中の様子を想像したり、建物の合間から顔を出す大きな月に「わあ」と声をあげたり、住宅の合間にひっそりと看板を掲げるお店のお家賃は如何ほどかと、下世話な想像をしたり

作りたての夕餉の香りや、湿気を帯びてきた樹木たちの放つ芳香を嗅ぎながら、散歩をする犬よろしく、くんくんと香りのする方向へ流されるように、裏通りからまた裏通りへと、そぞろ歩く

だって、大通りはつまらない
表側の、誰からも見えるところは、大抵つまらない
みんな同じような、よそいきの顔をしているから

裏の通り、裏の顔こそが、その町の本当の顔であり本当の姿
個性的で、愛らしくて、生き生きしている

遊んだまま乗り捨てられた三輪車、手入れされた花もあれば、枯れてしまった鉢植えもある
ガレージの中に埃をかぶった子どものおもちゃが覗く家からは、何度も同じフレーズを繰り返し練習しているピアノが聴こえてくる

みんな、生きてる
私も、生きてる
別に、なにひとつ共有していないし、何一つ共通点もない

でも、この時間、この満月に照らされている
今というこの時間を、この地球で共有している
そう感じると、ものすごく変な感じがする

境界線なんか、全くないような
それでいて、自分なんか、どこにも居ないような

誰ともつながっていない、ものすごい孤独感を感じるのと同時に
全部の存在と私の間に、分け隔てなんてないとも感じる

どっちが正しいかはわからない
でも、見る方向によっては、どっちも真実なんだろうなーと思ってる

そして、たまに変な想像をしてみることがある
私たちの腸の中では、腸内フローラっていう、細菌たちがお花畑のように繁殖しているという話があるんだけど

その話を聞いてから、ひょっとしてこの私たちが地球という惑星だと捉えているこの世界も、いまこの私たちが住んでいるこの街も、誰か別の生命体のおなかの中かもしれないなー..?って想像してみることがあるんだよね

実は、銀河鉄道に出てくるようなスペースコロニーの中で私たちは生活していて、酸素や大気中に必要なものは、その生命体が取り込んだものから発生しているの

その生命体の取り込むものがよくないと、私たちの地球の大気が汚染されていって、その生命体が健康に良い生活をしていると、大気がきれいで私たちもおいしい空気が吸えるというね..

そこまで想像すると、
体にいいもの食べよう!腸内フローラのために!
という気持ちになってみたりします

オチはありません

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