どんな人か知りたい時に聞いてみること

プチ心理学

カウンセラー・セラピストという仕事をしていると、大抵出会う方は初対面です

「毎回、知らない方の話を聞くのって大変じゃないですか?」
と聞かれることがありますが、私はそのあたりしんどいと感じたことは、ないんです..

ビリーフリセットは、話を聴いている時間をそれほど長くとれません
それは、お話を聞いている最初の20分で、ビリーフを見抜けていないと、リセットワークに進めないから

目的ありきでお話を聴いていますので、普通の雑談とはまったく違うんですね
先日、そんな話をしていて、初対面の方をよく知りたいと思ったときに、何を聞けばいいかな?と質問されました

聞いてくださった方は婚活中、無難に天気の話、最近の仕事の話などをして、趣味は?と聞いてもなんだかピンとこないんだそうです、そこでお話したことをシェアしますね
あくまで私なら、という例ですけど

その方が、どんな方かな?もっとその方を知りたいなと思ったときに
「お休みの時は、何をして、どんなふうに過ごされてますか?」
と、聞いてみることがあります

時間の使い道って、その人がどんな人で、何を大事にしているか、何が好きかが、端的にわかりやすいんですよね

仕事や役割(母とか、会社員とか)以外に、何に時間を使っているかは、その人の趣味や好きなことがわかります
ここで「趣味は?」と聞かないのには訳があって、「趣味」と聞いた途端に、なんか追及していて、ある程度できていなくてはならない感覚になる方が多いみたいです

ほんとに、打ち込んでいる例えば、自転車が好き、熱帯魚が好き、サーフィンが好き、と明らかな情熱を持って取り組んでいる方ならば、そう返ってくるのでしょうけど、

大抵のビジネスマンは、昼までごろごろして洗濯して、なんなら残務のメール連絡をしながら部屋を片付けて、買い出しついでに近くのカフェによって一息ついたら土曜日が終わってる感じの方も多いと思うんです(私の実話です、カフェじゃなくてバーでしたけど)

そういう方に「趣味」って単語は、実はハードルが高い
どうしても趣味的なことを聞きたい場合は、何をしているのが好きですか?とか、何をしている時間が好きですか?なんて感じだと答えやすいと思います

次にね「お金」、何に「お金」を使っているか
お金もね、その人が何に価値を置いているかが、わかりやすいモノサシだと思っている
ただ、お金の話をズバッと聞くのは抵抗があるけど、この聞き方だと抵抗感少な目

「最近買ったもので、買って良かったなーと思うものって、何かありますか?」
って私は聞いてみてる

これ結構、自分の知らない面白いものが、世界にはたくさんあるなぁ、と感心しちゃうので、ぜひ聞いてみて

あとはね、”つい” やっちゃってることを聞いてみます
「ちょっと空いた時間に、ついやってることって、なにかあります?」
携帯見てるって方が多いと思うんだけど、そんな場合はどんなサイトかも聞いてみてね

スキマ時間に、つい、っていうのが、その人の無意識の行動パターンなの
何に興味があって、それをしているとリラックスできて、「素」のその人がとてもイメージしやすいので、これもおすすめ

お友だちにこの質問をしたとき、彼女は、
「ちょっと休憩しよう~と思うと、ZARA見てるわ」
って言ってて、ファッションブランドサイトを眺めるって考えが、私にはまったくなくて、とても新鮮だった

ちなみにうちの夫さんは、不動産のサイトを見てる、それは不思議に思うくらいに熱心に
買う気もなければ、引っ越す気も当面ないんだけど、ひたすら間取りと周りの景色を飽きもせず眺めている、あと猫の動画とか

これも面白いくらい、人によって全然違う答えが返ってくるので、ほんと面白いよ
熱帯魚見てますとか、日本珍スポット100景ってサイトがありましてねとか、私もひとつくらい振り切った趣味を持ってみたい

ちなみに私は、メルカリで「古伊万里」とか「波佐見焼」とか「天然石」とかを、ひたすら見てるよね
おすすめのyoutubeありますか?って聞いてみたら、結構面白いお返事が返ってきそうだよね

そんなわけで、「時間」「お金」「ついやってること」

これって、何を聞いているかというと「価値観」
何を大事にして、どういう状態でありたいか、そのあたりが似ていると、うまくいく確率は上がる気がしますね

コメント

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