お口の執着とおはぎ

プチ心理学

先日、最寄りのスーパーで買ったおはぎが、衝撃的に悲しいお味でした
幸せな舌なので、大抵のものは美味しく頂けるんですが、昨日のおはぎはあかんかった
汚い話で申し訳ないのですが、ペッしてしまいました

私、好みに合わないものを食べると、めっちゃ凹むんですよね
そして、そこに怨念が生まれます(執着は軽く越えてると思う)

今日は、その怨念を晴らすべく、わざわざ有楽町まで行ってリベンジおはぎを買ってきました
どうも、印象の悪い記憶を、良い印象で上書きしないと気が済まないんですよね(ちなみに、食べ物以外では上書きに執着しません)

なんじゃろな「この執着」?と思って、おはぎを食べつつ、ちょっと考えてみました

口に入れた瞬間「裏切られた…」感覚だったんです
もちろん、正確にこんな言葉が浮かんだ訳ではないですが、感覚としては「ガッカリ感」というか「コレジャナイ感」私の期待を裏切られた感じだったんです

これは、あれですなぁ
楽しみにしていたデートをドタキャンとか、かっこいいと思ってたのに超ダサい私服、とかのガッカリ感に似てますなぁ

なんか、良い感情や感覚を得られると思っていたのに、期待に反して良くなかったってことですねぇ..
私の場合、そこにあるのは悲しみでした

しかし、なんで食べ物だけなんかな..と、ふと浮かんだのは
「口唇期の固着」って言葉

ジークムント・フロイト氏が、心理的性的発達理論の中で、人の発達段階の一番最初に出現する(出生後から2歳)と定義しています

赤ちゃんは、生まれてすぐ母親の母乳から栄養をもらうのですが、実はもらうものは栄養だけではなく、本能的な生存の安心感や、口から得る満足で、身体的のみならず、精神的な満足も得ると言われています

この時期に、適切な愛情の交換があり、口からの満足が十分に得られていると良いのですが、何らかの理由で、ちゃんと満足するまでそれが得られていないまま大人になると(これが固着)、過食や飲酒、喫煙などで、コントロールできないなどの問題が発生する場合があるんですよね~

美味しいおはぎを求めるくらいなら可愛いものなので、これからは妥協せず美味しいおはぎを求めていくことにします!

ちなみに、買いに行ったおはぎはこちら有楽町の交通会館地下よ
おいしいお店ご存じでしたら教えてくださいませ~

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