ご無沙汰しております、一カ月空いちゃったな
ちょっとモリモリな一カ月でして、ブログの方休憩していました
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さて、
いつも礼儀正しく、折り目正しく、ヒールの靴を履き、家に上がる時はきちんと靴を揃え、手を揃えて挨拶する姿が板についている、
周りに気を使い、話に入れない人はいないか、みんなが楽しんでいるか、いつも気を配ってくれる、そんな、優しく素敵ないい人
実は、そんな方のご相談は案外多いのです
(というか、私の所にいらっしゃる方、そんな方ばっかやわ..)
けど実は
「いい人」さんは、結構苦しんでいる
大体お悩みも同じ
「自分の好きな事が、わからない」
「やりたい事が、わからない」
「滅茶苦茶イヤな事もないんだけど、なんだか人生がぼんやりしている」
ってもうね、完全に過去の私ですよ
私は別にいい子ではなかったけど、お悩みとしては一緒
「自分が良くわからない」って感じだった
別に特別に不幸なこともないのに、なぜこんなに生きている事だけで精一杯なんだろう…
そんな風に感じていた
そんないい人に、幼い頃の話を伺っていくと、わがまま言わない子だった、親を困らせたりしない子だった、と言われてきているの
周りの世話をよく見る、成績がよくてしっかりしている、お姉ちゃん、お兄ちゃんタイプ
親が色々と手を掛けなくても、自分の事は自分でやる(し、また実際にちゃんと出来てしまう方が多い)
言われたことをしっかり守って、親を困らせないように、周りの迷惑にならないように..
それだけ聞いていると、ちゃんとしたくても出来なかった、みんなと同じことが出来なかった、落ち着かない子と言われてきた、そんな子ども時代を過ごしてきた方々からは、とっても羨ましい子ども時代と受け取る方も居るかもしれない、何がしんどいの?と思う方もいるかもしれないね
そんな「いい子」さん、なにがしんどいかというと、
「いい子でなければ、この家に居られなくなる」
「わがままを言ったらおしまいだ」
と、必死で自分を抑えてきているからなの
本当はね、子どもなんだもん、遊びたいし、楽したいし、興味があったらそればっかやってたいし、宿題なんてやりたくないし、周りの迷惑なんて考えたくない
だから普通の子は、あれ買ってこれ買ってとわがまま言うし、ちゃんと私の要求に応えて、私の望む通りにして!!ってゴネる(そんな傲慢な存在が子どもです)
(だから、子どものわがままがひどくて大変と思ってるお母さん、あなたの子育ては成功してる、その子がわがまま言えるくらい安心してるってことだから)
本当はそのわがままさを持っているはずなのに、何らかの理由で抑えてしまった
本当はこうして欲しい、本当はこうなんだ
自分の「本当」を表現できずにいる、それが「いい人」達の苦しみの根っこにある
そして、手を掛けてもらえない、時間を掛けてもらえない、愛情を掛けてもらえない
そのままの自分には、そういう価値が無いような気がして、大きな落とし穴のような欠落感を抱えたまま、それでも必死でいい子を演じ続けてきた
そんな時間が長すぎて、自分の「本当」がなんなのかさえ、わからなくなってしまっているのだ
だって、いい人でない自分は、許されないから
わがままを言ってしまったら、お母さんが困ったり、家族が平和ではなくなってしまうから
もちろん幼い時に作った「いい人の仮面」は、とっても役に立ったり、生きる術として楽な仮面でもあったはず
当然ながら世間は「いい人」を信頼してくれて、仲間に入れてくれるもの
でも、その代償として「いい人」たちは、自分の気持ちや本心、何がイヤで、自分がどうしたいかという、感性の羅針盤を失ってしまった
自分がどうしたいかわからないから、思考ばかりに頼って物事を決めてしまう
そうすると、自分がやりたかったことなのに、いつしか義務感に変わり、またどうしたいのかがわからなくなるという無限ループにはまる
それが、「いい人」たちの、苦しみなの
「わがままはいけない」
「役に立たなければ価値がない」
「人に迷惑をかけてはいけない」
こんな風に思っている人が多いよね
それ、緩めていけるから、大丈夫
まず、自分がどんな声を自分にかけているか、書き出してみるところから始めてみてね
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