こころは身体が作ってる?(1)

からだとこころ

昨日のブログで

そして、椅子から立ち上がって
深呼吸をしたら、大きく伸びをします

大きく腕を伸ばして
顎を上げて、上を見ます

伸ばしていた腕が疲れてきたら
腰に当てたり、ガッツポーズもOK
背筋は伸ばしたまま、目線はそのままです

がんばって、2分間やってみてください
と、書きました

これは、
「身体が感情を作る」
という説を採用しています

2012年の動画ですが
これも話題になりましたね

エイミー・カディ氏の
ボディランゲージが人をつくるという
TEDのスピーチです

再現性が確実でないそうですが
実際にやってみると
納得することはあると思う

バンザイしながら悩める人は
恐らく、あまりいないはずです

さて、
セッションをしていくうち
自分の学びを深めていくうちに

実は、表層の感情を作っているのは
身体反応ではないのか_?
という仮説が浮かんだのです

例えば、ビリーフで
身動きが取れなくなっている方は
首から肩、腰まで、まるで鎧のように
筋肉を硬く固めている方が多いのです

肩をこわばらせている
(ように私には見える)のが
いつもの普通の状態と仰る方や

肩の力抜いてみて、とお願いしても
抜き方がわかりません
と仰ったりする方が多いのです

筋肉を固くしているということは
緊張しているということ
ストレスを継続的に受けたまま
休めていないということです

想像しただけで疲れそうですが
いつもその状態でいると、
その緊張状態が普通に
なってしまうようなのです

そう仰る方々が
セッションを終えると
晴れ晴れしい笑顔になり
すっかりリラックスした様子になります

ということは
思考の鎧(ビリーフ)が、
身体の緊張を引き起こしているのでしょうか

そうであるとも言えます

一方で私は、逆もまた真なりでは..
とも感じるのです

身体を緊張させておく
敢えて、その状態にしなければならなかった

つまり、
ビリーフをキープするためには
身体を緊張させておく必要があったのでは..?

つまり、身体側が
ビリーフに従うと決めた、
こちらが先なのでは?

と思ったんですよね
なんせ、ビリーフを作っているのは
幼い頃である場合が多いのです

その、まだ的確な判断もできない頃
潜在意識が主導して身体に刻み込んだ
のだとしたら..?

ビリーフに従う事を決定したのは
潜在意識であり、身体
という可能性があるのです

そして、そのくらい昔から
日常的に緊張を強いられていたなら

リラックスした状態がわからないのも
無理はないと思うのです

であれば、逆説的に
身体の緊張を緩めることができれば
ビリーフが緩み、自分の本質に
繋がりやすくなる..(かも?)

そして、調べてみると
身体の動きが心をつくるという
身体心理学という領域を知りました
(ソマティックと違うのかはわからず)

身体心理学で興味深かったのは
先に作られたのは「動き」
「動き」の後に脳が出来た
という進化論の話

サイマティクスの松下先生
人は「腹」が先に作られた、脳はあと
腸が第二の脳なんて言ってるけど
私からしたら、第一の脳は腸ですよ

という話
おもろいよねー、おもろいでしょー
脳って過大評価されすぎ
ってことなのかもしれないんですよ

つづく

コメント

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