感情は、誰のもの?

ビリーフ、思い込み、価値観、観念

「嫌な気持ちが湧き上がってきて
どうしようもなくて
どうしたらいいですか?」

「感情が抑えられなくて」

セッションの数日後に
こう聞かれることがある

現れてくる感情は
人それぞれなのですが

不安で不安で仕方がなくて..
イライラが止まらなくて..
こんなに寂しかったとわかって..
虚しくて..

どうもしなくていいですよ
そのまま感じてみてください
大抵の場合は、そんなお返事をする

あなたの感情ですから、
どうぞご自由に

冷たく感じるかもしれませんが
感情は、感じている人のものです

例えそれが、
セッションが終わってから
はじめて現れてきた感情
であったとしても

私が代わりに感じてあげることも
私が消してあげることも出来ません

どんな感情であったとしても
ご自分の内側から出てきたものです

自分でなんとかするしか
方法はないのです

さて、どうしたらいいですか?
こう聞いてしまうということは、
感情はご自分のものと
認識されてないのかな?

と思ってしまうのですが
自分のものと認識していない
とするならば

それは、
感情の責任が他人にある
と考えているわけです

あの人のせいでこうなった
ああ言われたから気分が悪い
そんな話は確かによく聞きます

他人に感情や気持ちを左右される、
と感じていると
感情は自分のものと
捉えにくいかもしれません

そして、
他人に感情を左右されるを、
当たり前と捉えている方は

ひょっとすると
誰かの感情のお世話を
焼いてきた方なのかもしれません

いつも誰かの機嫌を取って
機嫌の良し悪しに左右されていると
その人の機嫌の良し悪しは
自分の責任になります

そうすると、自分の機嫌も
誰かがとってくれなくては
バランスがとれません

自分がやっていることは
誰かがやってくれること
投影の法則が働き、
機嫌を取ってもらえることを期待します

残念ながら、感情のケアを
他人に期待してもダメなのです

感情が反応しているなら
それは、自分の内側に種があると捉えます

見ていくと、そこには
ビリーフがあるのです

セッションでは、
潜在意識のフタを開けますので
その後、ネガティブな感情が
出て来やすくなります

それは、いままで
堅く閉ざしていたフタが
緩んでしまったから

不安、心配、寂しい、
悲しい、怒り、イライラ

それは、いままであなたが
潜在意識の奥底に抑圧し凍らせて
感じないようにしてきた感情です

長年、山積みにしていた冷凍庫が、
もう許容量を超えてはみ出てきた
そんな感じ

それを、解凍して感じていく
冷凍庫の中身を断捨離していく
必要があるのです



ネガティブな感情を嫌い
抑圧してきた方は
その取扱に困るようですが

そのネガティブな感情は
あなたの本心です
見ないこと、ないことにしてきた
本当の気持ちなのです

どうぞ、
ネガティブな気持ちを嫌わずに、
そうだね、嫌だね、と
認めて受け止めてあげてくださいね

認めて受け止めてあげると
その感情はそのまま
エネルギーとして抜けていきます

もし、5分以上同じ感情が続くようなら
新たに燃料を投下し続けていないか
確認してみてください

場合によっては、EFTや
マトリックス・リ・インプリンティングで
感情のエネルギーを開放していく
セッションも可能です

必要ならばお声掛けくださいね

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