「関係ない」の奥にあるもの

ビリーフ、思い込み、価値観、観念

本日から、夏の土用だそうです
8月7日の立秋直前の18日が土用となるらしいので、今日から8月6日までですね

よく土用の丑の日にうなぎを食べるなんて聞きますが、うなぎは冬の方が美味しいそうですよ

丑の「う」にちなんで「う」のつく食べ物を食べると夏負けしない、という説らしいですが、その説を採用するならば「うし」や「うどん」でもいいのでしょうか..うずら豆位ならスーパーで手に入れられそうです(あ、卯の花でもいい?)

さて、前回
「それ、私には関係ないじゃない」
って話を書いた

なんで、私がこの言葉に反応したのかというと、普通の会話の中に混ざるには、ちょっと強すぎる語調だったから

例えばさ、数人で会話してる時、ある友だちが
「それ、私に関係なくない?」
って聞いてきたとしたら、
「つまんなかった?ごめん」
って聞き返すくらいには、相手が不快なんだなと受け取ると思う

つまり
「それ、私には関係ないじゃない」
って、私には強い拒絶と不快を表現する言葉に感じるんだよね

まぁ、逆にいうとそれくらい突っぱねても平気な、気の置けない&簡単に壊れない(と想定している)関係性だから、その女性もそこまで強い単語を投げられるのだろう、とは推測できる

しかしながら、女性が「関係ない」を繰り返すと、男性の顔色は曇っていく
男性側は、その状況を心地よいものとは認識していない

別に彼は、俺の自慢大会をしたいわけじゃないし、承認欲求をこじらせて彼女に褒めて欲しいわけでもなさそう
で、なんでかな?そんな不快かな?と考えた時に、男女の会話内容の違いがあるのかなという気がした

男性は、事実を話すことが多く
女性は、受け取った事、感じた事を話すことが多い

ことが理由のひとつではないかと思った(その瞬間だけの話だから、実際のところは分からないけど)

男性の話は簡潔でわかりやすく、客観的
だけど、面白みや人間味が無くて無味乾燥で平坦、起伏がなければドラマもない

逆に女性の話は、結論が全然分からない、迷路みたい
だけど、表現や人間味が豊かで、即興で生まれるのダンスのよう

そうすると、女性側から男性側の話を聞くと、業務報告みたいなの
感情も動かないし、心動かされるストーリーもないし、なにひとつ想像して共感したり、感情を揺れ動かされる要素がなくて、ただただつまらない

女性の話は、想像して、感情を動かすものなのだ(例外ももちろん居る)
男性の話は、情報交換なのではないか、と想像する

自分の行動や、やってきたことを伝える、その情報開示こそが、自己開示であり、親しみの表現、なのではなかろうか

そして、それを親しい人(もしくは親しくなりたい人)に知ってもらうことが、自分を理解して貰える事と思っている、のではないだろうか
(完全に私の推測なので、反論異論があればぜひ教えてください)

と、推測すると
なんかまぁ、しゃーないよねー、求めてるものが違うのだもーん、という気持ちになる

しかし、歩み寄る方法を考えようではないか
これ読んでるの、圧倒的に女性が多いと思うから、まず女性側から対処法を考えると

「〜ということがあったんだよ」と相手が言ったら、

「そうなんだね、それ、あなたはど受け取ったの?」

って聞いてみて
「それって、どう感じたの?」
「あなたは、どう思ったの?」
でもいいよ

そうすると相手は、少し自分の内側に意識を向ける
それだけで相手の中に、ちょっと余白が生まれたりするよ

そして、相手の思うこと、感じたことを聞くことによって、あなたの中にも何かが生まれると思う

「あ、そんなこと思ってたんだ」
「そんな風に、受け止ったんだね」
「この人って、こんな風に思うんだ」

それ、そのまま伝えてあげてね
表情に出なくても、あなたに受け止めてもらった、話を聞いてもらった、と感じるよ

そして、男性側は

事実を伝えつつも、その事実から自分がどう受け取ったか、何を感じたかを伝える努力をしてみて欲しい

「~~ってことがあったんだよ
で、自分はそれを聞いて〇〇って受け取ったんだ」
って、相手に自分の思いを伝えてみてほしい

そのためには、自分の内側に意識を向けるという、普段使わないセンサーを使う必要がある

最初は使われてない器官なので、よく分からないと感じる方もいらっしゃるだろう

でも、そこに意識を向けると、自分でも気が付かなかった感情や感覚(それは、言葉になる以前のものかもしれない)に気がつくかもしれないし、知らなかった自分の一面に気が付くこともあるかもしれない

そこに気がついていくと、あなたの深みが増していき、魅力的になっていくはず
そして、思考や事実以外の「自分」感情や感覚という繊細な部分に触れていくことで、あなたのエネルギーは大きく豊かになっていく

そういう非言語の領域に女性は敏感だから、なんか今までと違うなーという反応になってくると思うよ

そして、もうちょっと出来そうならば
「その自分の受け取り方って、あなたはどう思う?」
「あなたなら、どう感じたと思う?」

と、相手の感性や感情を聞き出してみて欲しい

対話、会話は、相手の気持ちや思いを聴くことなのよ
私たち、そういう事って学校で教わってこないけどね

とまあ、つらつら書いたけど、1番大切なのは「相手に対する純粋な好奇心」と「思いやり」だと思っててさ

相手をより知りたい、大切にしたい(傷つけたくはない)と思っていれば、私には関係ないなんて、言葉は出てこないだろうと思うのよ

「それ、私には関係ないじゃない」なんて、矢のような言葉が相手に向けられることがあるとしたなら、彼女も相当にその関係性の中で、ないがしろにされ傷ついてきたと感じていることだろうと思う

でも、一緒に過ごしている関係性の中で、本心は本当にその表現を望んでいるのだろうか?と自分に問うてみて欲しい

本当に本心から誰かを、特に一番親しい相手を傷つけたい人なんて、きっと居ないはず

その真ん中の繊細な部分に居ることをどうか恐れないで、大切な方と一緒に居て欲しいと思ってるよ

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