穴埋め合う関係は「愛」ですか?

境界線、バウンダリー

ゆるい春子さんから
ヒントを頂いたので
ありがたくブログネタに

「私があなたの穴を埋めてあげるから、そのお返しとして、
あなたは私を好きになってね」というやり方ばかりしていました。
穴埋め→お返し以外の人間関係ってどうするんですか?

というお話です
ヤバ~い、めっちゃわかる~
なぜなら、私もそうだったから
なんなら今もその片鱗はある

穴があったら埋めたがる
なぜなら、そこに穴があるから!
すぐ、でかけて行っちゃうよねぇ

これをあげる代わりになんかよこせ
この「物々交換形式」の人間関係ね

まず、別に悪いことじゃないよ
世間の大半こんな関係よ

大体、穴が自分にあるなんて
大抵は気がついていない

この「物々交換形式」実は
互いに穴を埋めあっている関係なの
あなたの穴を埋めてあげるから
私の穴も埋めてください、って関係

お返し、見返り、お礼、と思っているもの
それが、あなたの穴を埋めるもの

どんな穴かと言うと
「私は愛されない、好かれない」
と言う名の穴
(認められたい、上に立っていたい、他色々あるよ)

この穴(ビリーフ)持っていると
好きで居てくれるために
相手の穴埋めをしに行く

好きだから一緒にいたい
好きだから役に立ちたい
最初は、なんてことない素直な思いが

一緒にいるために、役に立たなければ
好きで居てくれるために、なにか差し出さなきゃ
にすり替わる

それは
「私は愛されない、好かれない」
という穴のパターン(ビリーフ)を、
そこに映して観るから

投影とか転移ってやつね
(わからん人講座どうぞ)

「愛されない、好かれない」私を
好きで居てもらうには
なにかお供えしなきゃならん、
と思ってる

これ差し上げるんで、
私を好きで居てください、ってことね

私の黒歴史をさらすと
20代の私が持ってる
喜んでもらえそうなものは
「身体」だったり
「従順さ」だったりした

私の中にはぽっかりと
愛されないという穴が空いていて
自分ではどうにもできないものだった

その愛されない呪いが解けたのは
実は、この穴埋めを
やってくれた人の存在が大きい

なんの見返りもなく、
ただ、大事にしてもらった経験は
人生変わったくらい大きな体験だったんだ

だから、穴埋めあう関係も
それと理解してやるならば
心癒される時となると思う

ただ、この関係性が危ういのは
その役割を果たさないと
関係性が破綻するってこと

どちらかが
穴を埋めるのはもうイヤです、疲れました
と思った瞬間に崩壊する

その関係は「愛」ですか?
って話なのよね

穴を埋める行為も
穴を埋めてもらう行為も
実は「愛」が起点だと思う

だって、きっとやってることは変わらないよ
その人が喜ぶことをしたい
その人の楽になることをしたい

穴埋めは、実はとっても
「愛」の作業だと思う

ただ、穴があると飢餓感が勝って
どれだけ愛をもらっても
砂漠の一滴にしかならない

だから、過剰に与えすぎたり
過剰に要求しすぎたりしてしまう

そう問題は
欠如、不足、という「飢餓感」

そして足りないと責め
ヴァンパイアのごとく相手から
吸い尽くそうとしてしまうのよ

だから私は
穴は、自分で埋めることをおすすめしたい
早いのはビリーフリセットして
穴の正体を見破ってしまうのだ

投影の元を見破ると、
穴が幻想であったことに気がつく

そして、もうひとつは
自分の境界線を死守すること
埋めにいかない、なにもしないこと

自分も埋めてもらうことを期待しない
相手が何もしないことに
機嫌よく、安心していること

自分の機嫌は、自分でとってあげる
他の人に、どうにかしてもらおうと思わない

そのスタンスになって初めて
人と対等な関係を築くことができる

お互いに、
ただ、愛から手を伸ばすことができる
ただ、相手がそこにいることを
喜ぶことができる

一緒に居て嬉しいと感じる
うん、これ理想だなぁ



春子さんのブログ面白いのよ~
私のセッションの事も書いてくれてるから
ぜひ読んでね~

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