HSPの洋服選びが大変な訳

HSP、繊細さとつき合う

私は、好きな服と似合う服が違いすぎて、どうも服が選べない

好きな服を着ると、服と顔の印象が違いすぎたり、服に着られてる印象が強くて、どうも心地が良くないし、綺麗にも見えない

でも、似合うといわれる服を着ると、ビジネス感が強かったり、生地がかっちりしすぎていて、もう少し楽に着心地のよい服がいいなと思ってる

かといって、素材感で選ぶとカジュアル過ぎることが多くて、完全に部屋着おばさんになるので、ちょっと人と会うことは出来ない
ワンマイル服もあると便利ですよねレベルじゃない、部屋から出しちゃいけないレベルなのよ!

Zoomが市民権を得て、自宅でセッションが出来るようになったこともあるし、私の場合、元々自宅でセッションしているので、リラックス感がありつつ、キチンと感も両立したい!なんて言いつつ今まで、リラックス感最優先の服しか着てないのだけどね

オフィス仕事をしていた時は楽だったのよ、普通にスーツはとても似合うので、ビジネスの服に困ることはないんだけど、休みの日に友だちと会う服というのを持ってなかった(まぁ、金曜の夜仕事帰りに飲みにいって土日は引きこもりという生活だと、あまり必要なもなかったのだけど)

そして、もうひとつ、服を選べない理由がある(ようやく本題)
それは、情報量に圧倒されて、情報処理能力がフリーズしてしまうのだ

これ、どうやらHSP特有のものらしい
理由がわからなかった時には本当に困ったのよ、対応できなくて
わけわからないのに出来なくてダメになってしんどい

例えば、服を見ていると、急激に疲れに襲われて、お店にいるのがつらくなってしまう
あれ、体調悪いのかな?と、一休みしたり、その日は帰ったり
でも、また服を見に行くと、同じように疲労感に襲われたり、やたらと喉が乾いたりする

思い返せば、学生の頃からこの状況に陥ることがあった
新宿を歩いていると、急にものすごくイライラして、デートの途中で帰ったりしてた

そうなのよ、人混みで刺激を(自分で)拾いまくって(自分で)疲れてた
音や臭いやエネルギーや思念や感情や、あれやこれや、若い頃からそんなんだから、もうほんとにちょっと前まで、服を買いに行くの大変だったし、なんなら嫌いなことだった

大体、服ってものすごい情報量なんだよ
色、形、流行だけでなく、素材、質感、肌触り、重みや、求める機能

形ひとつとっても、トップスとボトムスと別れたり、ワンピースだったり、シャツと何かを重ねてみたり、帽子も靴もアクセサリーなんかもあるし、同じデザインだとしても、サイズが変わるとシルエット変わったりね、もう完全脳内ショート状態

質感を揃えたり、外したり、色味を揃えたり外したり、バッグやアクセサリーでバランスを変えたり、そんな話を普通にしている女性のデータ処理能力すげーなと本当に感心してる(男性でも得意なひといるか)

その上お店って、店内に音楽はかかってるわ、たくさん人は居るわ、急に話しかけてくる店員さん居るわ、フレグランス焚いてるお店もあったりってなわけで、感覚過敏は激しく消耗するんですよ、やれやれですね

で、この辺の理解が及んで、自分で対応できるようになってきたのは、つい最近なんですが、私のやっている対応策を書いておくと

・あらかじめネットで下見をして、探す色味と種類を決めておく(例えば、ベージュのブラウスかシャツ、モスグリーンのスカート、みたいに)

・あまり欲張ってたくさん見ない(処理しきれない程、多くの情報を入れない)

・複数のお店を見るときは、一度全部見てから、試着するものは最後にまとめて

って感じです
他のHSPさん、どうやってるんだろう?教えてくださいませー

コメント

タイトルとURLをコピーしました