~~せねば!は、大概「したくない」

ビリーフ、思い込み、価値観、観念

そもそも、私がセッションでやっていることは、クライアントさんが
「深層で、本当に感じていること、思っていること」を、探す or 探るというサポートです

なんでかというと、人はその成長過程において、言語非言語における様々な、期待、願望、願い、要求、命令、のようなものを引き受けて(押し付けられて)大人になるわけなんですが、子どもは、それらの周りの声を優先しすぎて、次々と自分の領域を明け渡してしまいます

そうして、自分の領域をどんどん他者に侵略されるがままにしていると、内側に自分の居場所がなくなってしまう そうすると、自分がよくわからない、自分がどうしたいのかわからない、という大人になってしまうんです

この「幼児期における、他者の期待や要求」が、私の説明するビリーフです
ビリーフリセットというセッションは、この、あなた由来じゃない、他者由来の「期待や要求」を、言語化して特定し、命令や禁止の拘束を緩めていくものです

でね、一番簡単に自分のビリーフを見つけていく方法としては、「~~すべき」「~~せねば」という思考を捕まえていく方法があります

・ 人には優しくしなければならない
・ 親切にしなければならない
・ いい人であらねばならない
・ 真面目に働かなくてはならない
・ 家事をしっかりやらなければならない
・ 遅刻してはならない
・ 人に迷惑をかけてはならない

ぶっちゃけますが
「~~しなければならない!」という思考は、大抵本音では「したくない」です
本音では、したくないのに、「しろよ!」って怒られるから 「~~しなければならない!」 って考えて、努力してやってます

本音で「したい」なら
「~~しなければならない!」
とは考えないんですよね

つまり、
・ 人に優しくしたくない
・ 親切にしたくない
・ いい人なんてめんどくさい
・ 真面目に働きたくない
・ 家事をしたくない
・ 遅刻したい
・ 人に迷惑をかけてぐーたらしていたい

ってのが本音です
これ、完全にダメな人ですね
そんな、ダメな人になっちゃいけないので、本音を封じて、いい人でなければ!!って頑張ってます

まぁでも、その考えは押し付けられたものなので、本音の本音では「したくない」
行儀よく真面目なんてくそくらえだと思ってます(by 尾崎)

でもね、「したくない」 に気が付くと、ちょっと楽になるんです

「~~すべき」「~~せねば」に縛られていると、本音に気付けませんが、「実は、したくないかもね?」って可能性にもオープンでいてくださいね

コメント

タイトルとURLをコピーしました