うんざりするって大事

ビリーフ、思い込み、価値観、観念

さて、現在進行形で進んでいる「最速で楽になるコース」では
まず「現状の不満」「我慢していること」「嫌なこと」を洗いざらい吐いてもらう、ことから始まります

1回で終了のセッションと違って、3か月後、6か月後を見据えてお話を伺えるというのは、今まで伺いきれなかった深い部分を共有できる、私にとってもありがたい経験です

そして、あるタイプの方々にとっては、実は最初のハードルとなるのがこの「不満」をぶっちゃけてもらう、というフェーズだったりします

不満や、自分が嫌だと思っていること、我慢していることがわからないという方、一定数セッションでもいらっしゃいますし、何を隠そう(隠してない)私がそうでした

不満がないなら、なんでセッションや講座を受けるの?と思う方もいらっしゃるかもしれないんですが、違うんですよ

「不満を感じられない」そのことがすでに不満なんです

なんか漠然とイヤな感じはあるのに、それがビビッドに感じられない
それは、自分の感覚や感性と切り離されてしまった状態だから
「自己の喪失」と表現してもいい

自分が、どう感じているのか、何が必要なのか、どうしたいのか、がぼんやりしている、はっきりとわからない
それはそのまま、自分の望みや、やりたいことがわからないに通じている

その漠然とした「わからない」に、心底うんざりして頂く、
ということが、最初のワークなんです(しかもこのテキストをそのままデータでお送りするので、読み返すと結構「私、めんどくさい..」って感じるそうです、狙い通りです)

なぜ、そんなことをするのかというと、人ってやっぱり変わりたくないもんなんです
周りから見ると、どんなに苦しい状況だったとしても、ずっとその状況が当たり前という環境にいると、どれほど、その状況が異常だったとしても、それが普通になっていく

でも、そのままだと変わらない
変わるためには、一旦心底ガッカリして、うんざりするフェーズが必要なの

もう嫌だ!もううんざりした!
自分の「人生」を!「私」を!取り戻したい!!
っていうパワーがね

だから、現状を変えたいと願っている方はまず、現状の不満や、イヤなのにがまんしてやってること、書き出してみよう
一旦、うんざりするのって大事だよ

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